アジアゾウってどんなゾウ? インドゾウやアフリカゾウとの違いは? 生息地や寿命など
動物園でも不動の上位人気を誇るゾウさん。
わが子もとってもだいすきな動物のうちのひとつです。
こどもと話していた時「アジアゾウってどんなゾウなの?」と聞かれて、「うーーーーん、アジアに住んでいるゾウさんじゃない?」くらいしか答えられませんでした…!
ちょっと悔しかったので調べてみたことをまとめてみたいと思います。
アジアゾウってどんなゾウ? インドゾウとの違いは?
陸上の最大の動物であるゾウ。ゾウはそもそも「哺乳網・長鼻目・ゾウ科」にあたりますが、地球上に大きく分けて3種類存在しています。アフリカゾウ、そしてアジアにいるアジアゾウ、マルミミゾウの2種です。
「インドゾウ」という呼び方は「アジアゾウ」の中に含まれます。アジアゾウのうち、インドに生息するものをインドゾウと呼んでいるということになります。
#上野動物園 #アジアゾウ #ダヤー #ウタイ
2020-09-05
耳打ちの後、ダヤーに前蹴りされるウタイ。 pic.twitter.com/MKssjGdbCS— panda_xiang_xiang (@kedama_o_o) October 7, 2020
私は40代前半ですが、私たちが子供の頃は教科書や図鑑などに「インド象」という呼び方で載っていたような記憶があるのですが、今は「アジアゾウ」と呼ぶことが一般的になっているようですね。
アフリカゾウとの違いは?
アジアゾウとアフリカゾウの大きな違いはその体つきです。
耳…アジアゾウはアフリカゾウに比べ耳が小さい
牙…アフリカゾウの方が大きい
鼻…上部分に突起
身体全体の大きさ…アフリカゾウの方が大きく、身体の高さは3.3mくらい
アジアゾウは2~3m
体重…アフリカゾウは4~7t
アジアゾウは3~5t
アフリカゾウ
アフリカゾウ🐘➰元気に綺麗キレイ👏👏☺️ https://t.co/8YPRTg7MtB
— mimuko🎵 (@xwXRlDkdxUlhH3Q) October 7, 2020
アジアゾウの生息地
アジアゾウの生息地は南アジアや東南アジアの森林や草原です。
インド、インドネシア(スマトラ島、ボルネオ島)、カンボジア、スリランカ、タイ、中華人民共和国(雲南省)、ネパール、バングラデシュ、マレーシア、ミャンマー、ラオスなどアジア13国に分布しています。
ですが昨今は自然環境の破壊や象牙の密漁などでどの種も個体数が減り、絶滅危惧種とされているそうです。
アジアゾウの寿命は?
動物の寿命は身体の大きさに比例すると言われるため、陸上でもっとも大きい部類に入るゾウさんの寿命は気になるところですよね。
ゾウの寿命はだいたい70歳くらい。ただしその種類によって少しずつ異なるそうです。
アジアゾウは80歳くらい、アフリカゾウは70歳くらいと言われています。アフリカゾウの方が身体が大きいので長く生きそうなイメージもありますが、アジアゾウの方が平均寿命は長いんですね。
身体が大きい動物は他の動物に捕食されて死んでしまうリスクは少ないですが、野生で生まれて捕獲されたゾウは飼育された環境の元で生まれたゾウよりも寿命が短いというデータもあるそうです。
やはり精神的なストレスは人間でなくても死亡リスクに大きく影響してくるのでしょうね。